電波塔のいたずら

夜。
電波塔からの目に見えない電磁波が夜の空気を震わせている。
港が見える街である。
会社のビルの屋上から夜の海が展望できる。
手に持っているコーヒーの空き缶が震えている。
電波塔の仕業である。
小刻みに震える空き缶を耳に近づける。
聴こえる。
『ミッ…ナイト…コーヒー…ショー』

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