厄介なもの

薄い膜の下に黄色い中身がはち切れんばかりに詰まっていました。
卵の黄身を思い浮かばせるそれは、あまりにも傷つきやすく、実際、ナイフを突き立てられると、(実際にはナイフの先端が、突くか突かないか曖昧な場合でも、)、黄色い中身が溢れました。
黄色い中身は飛び散って皮膚をかぶれさせました。
次の日にはまたパンパンにそれは膨らんでいました。
それは、感受性という名で呼ばれていました。

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