ある中華屋にて─2026年1月某日

こんもりと盛られた白ご飯に中華餡がたっぷりと垂らされる。

餡が平皿を少し溢れ茶色い糸を引く。

レンゲの中の茶色い海に自分の顔が写っている。

グラスにはよく冷えたレモン水が無数の水滴を作っていた。

厨房の巨大なせいろから白い蒸気が立ち昇ったのと同時にレンゲを口に取った。

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